渋谷ハジメ君のミスは他人事ではない

 

企業、個人を問わず、全てのバーチャルYouTuberの中で、恐らく最も罪と罰の比率がおかしい人物が渋谷ハジメ君だと思う。

 

確かに彼自身も多くのミスを犯してはいる。

それはわかってる。

 

だから俺も彼の全てを擁護するつもりは毛頭ないが、それでも、彼に対するこの扱いの酷さは断じて間違っている。

 

故に、今回は彼を擁護する記事を書く事にした。

 

それと、一番上で「罪」と表現はしたが、実際に彼が犯したのは罪ではなくてただのミスだ。

彼はその未熟さゆえに、立ち回り方をほんのちょっと間違えただけだ。

 

事件直後は低評価を付けられ続けていたために少し心配で、彼のアーカイブを時々のぞいていたのだが、どうやら既に立ち直り始めたように思う。

 

あまり精神的には強い印象がなかったので少し意外ではある。

結構強いんだな。

 

事件から既に結構な時間が経過し大分沈静化しているため「今更かよ」と言われそうだが、今回の一件はハジメ君一人の問題ではない為、全VYTにとっての今後の教訓としてきちんと書き残しておくべきだと考えてる。

 

本当はもっと早く書きたかったんだが、どうにも考えがまとまらなくて書き始めるまでに時間を要してしまってな。

 

何度も短くまとめようと思ったけど、できなかった。

書きたい事が多すぎて。

 

とにかく長い記事になると思う。

読むのに数十分かかるかもしれないので、時間の有る時にでも目を通してくれると嬉しい。

 

 

が、話をする前に一つ。 

彼の謝罪動画の方は見たんだが、問題とされる動画自体を、俺はまだ見れていない。 

なぜならアーカイブが無いからだ。

 

無いよな?

もし有ったら済まん。

でも何度か確認しに行ったんだが、その時はまだ無かったと思うんだ。

 

確か本人は「一部修正してから出します」と言ってた気がするが、多分怖くて出せずにいる内に、出すタイミングを逃してしまったのかな? と考えてる。

あれは謝罪動画と一緒にまとめて出してしまうべきだった。

まあ今更の話ではあるが、こういうのは正直に「怖くて出すタイミングがわからなくなってしまい、ずるずると先伸ばしになってしまいました」と今からでも出した方がいいと俺は思う。

 

だが本当の事がわからない以上、この件は置いといて話を先に進めさせてもらう。

 

 

アーカイブがないので、これはあくまでネットで拾った話を繋ぎ合わせて考えをまとめたものになるが、簡単にまとめると以下のような事があったらしい。

 

・にじさんじの渋谷ハジメ君が、同じにじさんじ所属の月ノ美兎さんとコラボを行う。

 

ハジメ君が月ノさんに対して、ちょくちょくマウントを取るような態度が見受けられた。

 

・彼は途中から月ノさんをほったらかしになり、会話も徐々に途切れがちになっていく。

 

・そして最大の問題とされているのが、ハジメ君が月ノさんに対し、

 「今勢いが凄いけど、このまま四天王を食い殺す感じ?」という内容の質問を行った事。

 

 ・ファンから「そういうのはよくないよ」と注意されたり「謝罪しろよ」と迫られるが、

  しばらくの間は「そのような意図はなかった」と謝罪を若干拒絶ぎみだった。

 

・最終的に謝罪動画を出したが既に炎上状態で、完全に手遅れとなっていた。

 

・現在は既に沈静化したようだが、今でも「にじさんじの火薬庫」扱いされており、

 隙を見つけては低評価をつける奴等が残ってる。

 

実際に上記の通りだったのかは不明だが、ネットで書かれているのはこんな感じか。

事の経緯としては、大体これであってるかね?

 

VYT業界は身バレ顔バレが多く、今までも荒れる事はあったんだけど、何というか荒れ方がいつもとは少し違う気がするんだよな。

顔バレではなく本性バレ、みたいな叩かれ方だと感じてる。

いつもは穏やかなハジメ君の本性がさらけ出されたぞ、みたいな叩かれ方。

つまり人間性を叩かれてるって事だな。

 

だけどこういうのって、ハジメ君のファン視点で見た感想と、月ノさんのファン視点で見た感想と、四天王ファン視点で見た感想と、VYTファン視点で見た感想と、それぞれ感じ方が違ってくるものだから、判断するのはとても難しいと思うよ。

 

今回は詳しくふれるつもりはないけど、所属する会社の対応にも問題はあっただろうしね。

ハジメ君炎上に対する事後の対応というよりも、それ以前の「一期生の心の準備が整う前に二期生を招き入れてしまった事」とか、色々とね。

 

まあ今回炎上した要因は色々考えられるとは思うんだが、それとは別に一つわからない事があって、今回のこれってコラボであって、月ノさんはゲスト扱いじゃなかったのではないか? それとも純粋なゲスト扱いだったのか?

対等なコラボだったとしたら、必ずしも全部ハジメ君が台本を用意しなければいけない訳ではないと思うんだがな。

月ノさんがゲストだったならハジメ君はホストなのでもてなす側になるけど。

まあこの辺は事情を知らないから書くのはやめておこう。

  

そもそもハジメ君は、月ノさんと違ってきちんと台本を用意してから配信を始めるタイプじゃないと思うんだよな。

配信の方向性が樋口楓ちゃんと近いタイプなんじゃないのかね?

だから元々相性は悪いと思う。

楓ちゃんは月ノさんと同性だから話は別だが、ハジメ君は異性だからね。

 

 

それと下のはあくまでも「たぶん」なんだけど、2人はこういう時間の使い方をしている気がするんだ。

 

・月ノさんの場合

「起床→仕事(本業)→帰宅→台本作り→生配信→他のメンバーの動画をチェック→就寝」

 

ハジメ君の場合

「起床→バイト(副業)→帰宅→ゲーム実況→休憩→ゲーム実況→休憩→ゲーム実況→就寝」

 

何となくだけど、2人にはこういうイメージを持ってる。

要するに、月ノさんが台本作りしたり、他メンバーの動画を見るのに使う時間を、ハジメ君は全部ゲーム実況に使ってる。

 

そういう月ノさんの行動は、彼女の几帳面な性格や、エースとしての自覚からきていると思われる。

 

しつこく何度も書くが、これはイメージの話だぞ。

俺が見てるのは基本的に生配信じゃなくてアーカイブの方だし、見てる本数も少ないし、見ても部分部分しか見てないし、だから2人の生活時間とか把握して書いてるわけじゃない。

だから実際の生活リズムとは全然違うかもしれないぞ?

 

でも、本質的には少しだけ当たってると思ってる。

 

 

恐らくだが、月ノさんの失言が比較的少ないのは、本人の経験の多さに加え、台本を作ってからスタートしているからだと思う。

あくまでも理由の一つだけどな。

でも「きっちり1時間で、これとこれをやる」という配信のゴールが見えていないと、だらだらとしゃべり続ける破目になり、なりゆきに身を任せている内に思わぬ失言が飛び出す可能性だってある。

ハジメ君もある程度は作っているかもしれないが、恐らく月ノさんの台本はそのレベルじゃないだろうな、と。

 

配信の回数自体を減らす必要があるかはわからんが、一回辺りの時間を大きく減らして、その分を台本作りと他メンバーの動画チェックに回した方が良いように思うが、その辺は実際にやりながら試行錯誤を繰り返せば良いんじゃないかな?

 

もっとも今のスタイルを変える事で彼の良さが消えてしまうようならそれも惜しいので、あくまでも仮の提案だけどね。

 

まあでも、上記の話は俺の勝手なイメージで書いてる事なので、これも今回は置いておこう。 

 

 

そしてここからが本題。

だがその本題に入る前に大事な情報を幾つか先に書いておく。

 

まず最初の情報は、渋谷ハジメ君は「大学生」で、月ノ美兎さんは「高校生」である、

という事。

 

そして次に大事な情報が、YouTubeの登録者数では圧倒的に月ノさんが上である、

という事。

月ノさんの登録者数は、他の全てのにじさんじメンバーと比べても圧倒しており、にじさんじの事実上のエースと言っていい。

対してハジメ君は、にじさんじの登録者数を三段階にわけた時に、一番少ない部類に入るという事も書いておく。

 

だがそれ以上に重要な情報がある。

それは、ハジメ君は男性で、月ノさんは女性、という事だ。

 

では、これらの情報を先に頭に入れた上で話を次へ進めたい。

 

 

まずマウントうんぬんの話から書いていくが、これは大学生と高校生のコラボである事を考慮した方がいい。

RP的に、年齢差からくる人間関係が見る側に影響を与えた可能性もあるとは思う。

2人にとってはいつものRPでも、それを月ノさんのファン視点で見たら、印象が悪い方へ変わってくる可能性があるからな。

まあ配信を見てないので、これは単なる俺の想像だが。

 

でもこの部分に関しては、後でもう少しちゃんとふれようと思ってる。

 

 

それと、会話が途切れていった、という件に関してだが、これは単に普段から電話で会話をしていないから話が続かなくなったんだろう。

にじさんじ二期生は男女で頻繁に会話をしている印象があるが、一期生にそういう印象はないからな。

一期生の場合、男性が実質的にハジメ君一人しかいないから、というのもあるのだろうが。

 

 

それと「四天王を食い殺す」という発言だけど、これに関しては非難も擁護もできないな。

 

一応それっぽい事を書いとくけど、例えばハジメ君は四天王の中の誰かの名前を具体的に出して「食い殺す」と言ったわけじゃなくて、四天王という言葉をそのまま使ったらしい。

地味な部分だがここは結構大事なポイントで、四天王みたいに「人名」ではなく「称号」というものは、人を思い浮かべてしゃべるものではなくて、単なる一つの単語として口にしたものと考えるのが自然だ。

だって「四天王さん」とは呼ばないだろ?

つまり、普段は「さん」を付けて呼ぶ人をイメージして話すのが難しいと思うんだよ。

 

まあでも、良くない言い方なのは確かだよ。

これに関しては、悪気がなくても直ぐに謝れたら良かったんだがな。

でもそれができないのが生配信というものなんだ。

この部分は後でちゃんと書くので、とりあえず一度別の話に移らせてもらう。

 

 

まず今回はアーカイブが見れないのでネットの書き込みをなるべく沢山見たんだが、ネットの意見だと「ハジメ君が月ノさんに嫉妬してマウントを取りたがった」という書き込みが結構多かった気がしたんだが、これに関しては俺は少し違うと思ってる。

 

実際の所、彼は月ノさんの登録者数に嫉妬してたんじゃなく、新しく登場した「にじさんじ二期生」の後輩男子の追い上げに焦っていたのではないか? と思ってる。

 

にじさんじメンバーは、特に月ノさんを起点とする形でグループ全体の成功に繋がっていったわけだが、どうしても流れから取り残されるメンバーも出てくるものだ。

 

にじさんじは全員充分に凄いと思うんだが、その凄い人達の中でも「主流」と「支流」にわかれてしまうのが現実だ。

 

そしてハジメ君は支流のメンバーの一人であり、事実上ただ一人の男子。

 

そんな大学生の男が女子高生3人に数字で突き放される中、苦しみながらやっと見つけた「壺商人」と「サポートスタッフ」という自分だけのアイデンティティー。

登録者数もやっとの思いで大台に乗り、安堵の涙が出た矢先。

 

ふと後ろを振り向くと、自分よりも年下の同性が、登録者数と認知度で猛追していた事に気づいたら、どうする?

これじゃ誰だって気持ちが乱れるとは思わないか?

 

本来なら異性である女性メンバーは競争相手として見なくていいし、アキ君も別にかわいいだけなので敵にはならないのだが、二期生の男子となると話が違ってくる。

 

...いや、本当は二期生の男子だって競争相手じゃないんだぞ?

 

ハジメ君はサポート専門の白魔術師みたいなもんだから、後輩の剣士に最大HPで抜かれたからって焦る必要なんてない。

比較対象じゃないからだ。

 

そもそもハジメ君だけじゃなく、にじさんじ一期生は、二期生に数字で抜かれる事に後ろめたさを感じる必要は一切ないんだよ。

彼らの功績は四天王や天魔機忍と同じ「先駆者」としての功績であり、彼らがいたからこそ今の二期生が存在する。

彼らが先頭を歩いたから二期生が歩く道ができた。

一期生は一人たりとも役に立っていない者などおらず、全員胸を張って配信を続けてほしいと思ってる。

 

だから本当だったら、ハジメ君だって普通にしてればそれで良かったんだよ。

いつものようにサポートキャラに徹してれば良かったんだけど、悲しいかな、現実にはそれはかなり難しい事だったりする。

なぜって、アンチが煽るネタに使うからだよ。

「こいつ女に負けた次は、あっさり後輩の男に抜かれてやんの」ってな。

 

これがタレント業の一番きつい所だと思う。

人前で自分の24時間、365日をさらけ出す仕事なんて、普通の胃袋の持ち主が手を出していい仕事じゃない。

 

昔ならこの手の誹謗中傷は事務所で止まってたんだろうけど、今はツイッターや生配信のコメントが全部本人の目にリアルタイムで飛び込んでくる。 

しかもそれを他の人達も自由に見れてしまう。

 

自分自身の中では後輩男子の追い上げを気持ち的に整理できたつもりでも、アンチの煽りで再び気持ちが揺れる事は充分考えられる。

 

 

更に、にじさんじの本当に怖い所は、現実とRPの境目が殆どない事だと思う。

 

ファンにとっては彼らのRPを素直に楽しめばいいのだが、演者側にしたらそうもいかない。

自分の登録者数が伸び悩むのも、後輩の方が人気が出てしまうのも、アニメの台本ではなく現実の出来事だからだ。

 

現実とRPの違いがなくなってしまう、というのは全てのVYTに当てはまりそうに思えるが、実際にこれが問題となるのは、グループ制を採用している にじさんじだけのような気がする。

 

例えば演者のハジメ君にすれば「間もなく二期生が登場する」のも「その中には男子も複数人いる」ことも全部現実に起きている出来事。

 

ハジメ君は大学生の年上で、更に一期生だから二重に先輩となる。

だけど例えば剣持刀也icは高校生の年下で、しかも二期生だから二重に後輩。

その「年下で、後輩」に、既に登録者数では大きく引き離されている。

これはハジメ君の身に現実に起きている事だ。

 

他社や個人系VYTなら無視できるが、後輩男子...特に剣持刀也icは同じにじさんじ。

当然アンチから比べられる。

 

月ノさんとのコラボ当時はまだ後輩に登録者数で抜かれていなかったかもしれないが、

「俺より年下で、俺の後輩で、俺より注目されている男子がもうそこまできている」

という焦りは絶対あったと思うんだ。

キャラとして剣持刀也icの方が年上だったならまだ気持ちが楽だったとは思うけど、高校生だからね。

 

自分の職場に、自分よりも仕事の出来そうな新人が入ってくる感じだろ、これって。

 

とはいえ、同じにじさんじでもタレントとマネージャーくらい求められている業務内容が違うから比べる必要はないんだけど、アンチが勝手に比べて騒ぎ立てるせいで会社中に話が広がるからな。

 

そしてそこから生まれる演者の心の葛藤は、台本なんかじゃなく、極めて現実のもの。

会社が用意した台本だったら気が楽だったろうが、彼らにとっては全部が現実。

 

...これってハジメ君だけの問題じゃなくて、剣持刀也icの身にもいずれ起きる事だからな。

 

とはいえ、今の二期生は男子が多いから、たとえ後輩の男子に抜かれてしまっても気持ちが楽だと思うよ。

同期の男子同士で「やべえ、俺後輩に抜かれちゃったよ」と笑い話にできるから。

 

でもハジメ君は一人だからね。

 

そりゃあ待ちに待った男子が沢山入ってはくるよ。

でもみんな後輩じゃねえか。

 

誰に相談すりゃいいんだよ。

「俺、後輩の男子に登録者数が抜かれそうなんです」って。

「後輩の方が登録者数多くてコラボする時に気まずいです」って。

 

今までは男子一人で女性たち全員と比べられ、これからは後輩の男子複数人と比べられてしまう。

一見すると男子が増えるから孤独には見えないんだけど、実際には頼れる人が誰もいない状態なんだよ。

 

本当は会社のミスなんだけど、でもこればかりは実際にスタートさせてからじゃないとわからない事だからしょうがないけどね。

 

彼がコラボでにじさんじの外に人脈を求めたのは、にじさんじと個人系VYTの繋がりを作るのが主な目的だろうけど、心のどこかで頼れる相手が欲しかったからじゃないかと思う。

 

そして、そういう複雑な精神状態の中で月ノさんとコラボをするわけだ。

 

 

そう言えば、月ノさんや詩子さんを見ていると思うのだが、この2人は問題発言こそ多いものの、それら問題発言が失言には繋がりにくいタイプのように、見てて思った。

比べてハジメ君と静凛さん辺りは、普段は上の2人よりも発言が地味だが、ちょっとした問題発言を失言と受け取られてしまうタイプかなと思う。

両者の違いは何だろう?

 

あくまでもパっと見だが、前者の2人は自由奔放に活動しているイメージで、後者の2人はチームのサポート的な役割を多くこなしている、という印象を受ける。

が、それはRPを通して感じる印象であり、演者の性格は恐らく逆転するのではないか、と思ってる。

 

前者2人は配慮、遠慮をするタイプで、後者2人は自己愛の強いタイプで、それがキャラを通してコーティングされた事で、両者の性格が逆転していた可能性を考えてる。

 

テレビドラマの脚本やアニメの台本であれば、カメラの回ってる間だけRPに徹すればいい話だがVYT...特に、にじさんじは違う。

普段からメンバー間のやり取りも「RPを完全には崩さない」と言ってた記憶があるので、仕事以外の時間もRPに侵食されて、恐らくは本来の演者の性格とキャラの性格がせめぎ合う。つまり現実とバーチャルが干渉する。

 

そうなると、キャラのRP中に演者側の性質が色濃く出てしまう瞬間がどうしても出てきて、見ている側にはその部分が妙に強く引っ掛かり、結果的に炎上じみた形に発展していく。

 

 

もう一度「年齢差」の話をするが、月ノさんは高校生で、ハジメ君は大学生だ。

だけどにじさんじのエースは女の子の月ノさんで、登録者数も圧倒的な開きがある。

でも普段のプライベートのやり取りではRPを崩さないとの事だから、エースの月ノさんが年上のハジメ君を立ててくれるという事になる。

 

これがアニメの声優さんなら、台本では年上のキャラでも、実年齢が年下なら、芝居が終わればRP終了、となる。

でもVYTは建前上、演者は存在しないので、プライベートでもRPを通す可能性が高い。

 

 

話が長くなってしまったが、要するに今回のコラボというのは、 

他の一期生たちの成績との差や、二期生男子からの追い上げ、そして自分の居場所の心もとなさなど、そういうハジメ君の置かれた立場から見て、全てのタイミングが最悪の状況の中で決行されたコラボだったのだと思う。

 

しかもコラボ相手は一期生エースの月ノさん、とくれば、当然大勢の客が押し寄せる。

良い所を見せるのは今ここしかないと焦ったとしても不思議じゃない。

普段とは違う精神状態で配信してたのなら、普段は言わない事を口にするのは必然だと思う。

 

このように、配信者側であるハジメ君の精神状態が、最初から失言を犯しやすい条件が揃っていたという事を理解してほしい。

 

しかし今回の一件はこの事に加え、実は視聴者側にもハジメ君を叩きやすい精神状態が揃っていたのではないか、と俺は疑ってる。

 

ずっと上の方に書いた通り、ハジメ君は男性であり、月ノさんは女性だ。

こういう男女でコラボをする場合、特に女性である月ノさん側の男性ファンは「本当は男とのコラボなんてやめてほしいけど、嫉妬してると思われるから言えない」と心の内では思っているものだ。

 

いや、思っていても良いんだ。

別に悪い事じゃない。

それが普通なんだから。

そもそもその気持ちは嫉妬とは限らなくて「ただ心配してるだけ」という場合だってある。

 

 

そして話はこれだけではない。

今回は男性であるハジメ君とのコラボという事に加えて、更にもう一つ別の要素も加わっていた。

というのも、月ノさんは同じにじさんじの樋口楓ちゃんと「友達以上」の関係を匂わせる空気を作っている最中だったから。

 

例の配信で、楓ちゃんが女の子同士にしかできない綺麗なドロドロを見せつけてくれた事で、男女問わず百合の魅力に魅せられた人は多かったと思うのだ。

そして、女の子同士の甘い関係を応援したいファンにとって、はっきり言えば「そういう意味」でもハジメ君は最初から敵だった事になる。

 

とはいえ、月ノさんのファン同様、百合ファンの人達もやはり「コラボをやめて」とは口に出せない訳で、ムカムカした感情のままで今回のコラボを迎えた...というのが本音じゃないか?

 

というか、後から騒ぐくらいだったら、むしろ先に正直に自分達の気持ちを伝えてしまえばよかったんだ。

「やだやだっ! 男なんかとコラボしちゃ...いやだぁあっ!」って素直に言えばいいだろ。

そうすりゃ月ノさんだって、

「あらあら みなさん嫉妬ですか~? 大丈夫ですよ、ワタクシは楓ちゃん一筋ですから!」

と笑って返しやすい。 

 

 

それから、さっきも少し上に名前を出したけど、ここで再び静凛さんの名前にふれておこうと思う。

というのも、確か二期生が入ってくる時に叩かれていた一期生の人がいて、それが静凛さんだったから。

 

これは詳しい事を全然把握してない状態で書かせてもらうんだけど、ネットの情報を鵜呑みにすると、彼女は何やら後輩の女の子が入ってくる時に、その後輩の女の子に嫉妬して邪魔をした、という書き込みを結構見たんだよ。

 

もちろんこんなものはアンチの勝手な邪推でしかなく、本人の気持ちなんて本人以外にわかるはずがない。

だけどネットでは「同性の後輩に嫉妬して邪魔をした」と勝手な事を書かれてたわけだ。

 

俺は静凛さんの配信を殆ど見た事がないので彼女の性格はわからない。

知っているのは、声がとても綺麗な人だという事くらい。

 

少し見た印象で言わせてもらうと、何となく「ああ、この人はたぶんヘテロだな」と感じた。

もし俺の勘違いなら申し訳ないけど、たぶん彼女はヘテロだと思うんだよ。

 

ふざけて書いてるわけじゃなくて、これって結構真面目な話なんだわ。

 

で、もしそうだとすると、それは彼女にとって、にじさんじで生きていく上で苦労する原因になると思ってる。

 

仮にアンチの言う通り、後輩の女の子に嫉妬して邪魔をしたんだとするぞ?

あくまでも仮定の話だけど。

 

そうすると、たとえ同じ嫉妬でも、楓ちゃんの嫉妬はみんなが喜ぶ正義の嫉妬。

でもネットのアンチの邪推通りに静凛さんが嫉妬していたとすれば、その嫉妬は和を乱す悪夢の嫉妬と言っていい。

この二つは同じ嫉妬だけど、まるで性質が違うものなんだ。

 

男性からしたら、後輩の女の子が入ってくると「ラッキー! かわいい子が入ってきたぜ!」となるけど、ヘテロの女性の何割かは「やばい! 私より若くてかわいい子だ! 私ピンチ!」となる可能性がある。 (怒られそうなこと書いてるけど)

 

しかし百合の人は違う。

男性と同じく「やばい! 私より若くてかわいい子が入ってきた! ラッキー!」となる。

つまり、グループ内で争いが起こる要素を丸々一つ潰す事ができるんだ。

 

実際、ネットで叩かれた一期生の女性は一人だけ。

それが、ただ一人ヘテロ疑惑のある一期生、静凛さんなんだ。

 

彼女が誤解を受けてネットで嫉妬扱いされたのって、結局は彼女がヘテロだったせいで、

もし楓ちゃんと同じく百合として認識されていれば、見ている側も「ああ、後輩ちゃんがかわいくて仕方ないんやろな」と問題視される事はなかったはず。

 

例えば、他の女性メンバーにとって月ノさんの存在は「頼もしいエース」だと思うんだ。

この人たちはヘテロじゃないから、月ノさんに対して複雑な感情を持つ必要がないからね。

 

だけど静凛さんはヘテロだから、月ノさんや後輩に対する感情を整理するのが、他のメンバーよりもどうしても難しくなってしまう。

それもこれも、全ては彼女がヘテロのせい。

 

本来女性というものは、綺麗なもの、かわいいもの、柔らかいものに惹かれるものだ。

そういう意味では女性は女性に惹かれるのが当然なのだが、どうしても世間の目が気になるのか、静凛さんは月ノさんや楓ちゃんと距離を置いているように感じてしまう。

 

この先グループ活動を続ける上で、ヘテロである事は彼女にとって最大の障害となる。

治せるものなら絶対に治した方がいいと思う。

 

 

...ん? 何かいつの間にか話が変な方向に...。

まあいいや、軌道修正しよう。

 

 

俺は今回の記事で、こうやってハジメ君を擁護するために記事を書いているわけだけど、そもそもなぜ擁護しているかというと、俺は彼の配信を何度か見た事があるからなんだよね。

 

叩いてる人達は、彼を性格が歪んでるというけれど、配信を見た事があるから俺は知ってたんだよね、普段の彼の性格を。

 

だって、俺が目にした彼の配信は、とても良い空気が流れていたんだよ。

 

本当に性格の悪い人間に、あの優しい空気は作れない。

断言してもいい、あの優しい時間に嘘はなかったと。

静かな夜に、彼の声のトーンは良く合っていたよ。

 

 

記憶だと、彼に対する書き込みの中に「ろくにしゃべれないくせにコラボしやがって」というのが有ったんだけど、もしファンが本当に彼の配信を退屈に感じていたなら、みんな他の配信に移動してるって。

でも、いつも1000人前後は見てたんだぞ。

それは彼の配信の在り方が成立してた証拠だろ。

 

確かに彼はにじさんじのメンバーの中ではしゃべりが達者な方ではないけども、必ずしもしゃべれなくちゃいけない訳じゃないんだよね。

明るい配信でファンを元気にする人もいれば、優しい配信でファンに安らぎを与える人もいる。

配信の在り方なんて、人それぞれでいいんだよ。

 

一刀両断で「しゃべれないやつ」という評価を下すのはナンセンスであり、彼にしかできない配信の形が絶対にあって、彼のファンは確かに彼から安らぎをもらっていたんだ。

 

彼の演者としての本来の性格までは俺にはわからん。

もしかしたら、ハジメというキャラクターに比べたら少し幼い部分もあるのかもしれない。

だけどハジメというキャラクターになっている間、彼の中に元々あった優しい性格が引き出されていた可能性は充分あると思う。

本当に性根の腐ったやつに、あの空気は絶対に作れない。

 

彼を擁護しているファンの人達の事を「信者」扱いする者もいるが、この人達はそんなんじゃなくて、普段の配信でハジメ君の良い所を沢山見てきた人達だよ。

そりゃあ月ノさんよりは少ないかもしれないけど、彼は彼で、この短い月日の中で沢山のファンからの信頼を勝ち取っていたんだ。

 

 

みんなハジメ君の失言だけを執拗に叩く。

まるで彼だけが悪いように、彼だけを叩く。

 

ならばあまり書きたくはないが、ここから少しネガティブな話を書かせてもらう。

まず今回の被害者とされている月ノさんから書いていく。

 

彼女はネットリテラシーが他のにじさんじメンバーよりも上とされているが、実は彼女、自身の動画で使わせてもらっているフリーBGM素材の曲を「私、BGMがそろそろマンネリかなとちょっと思ったんですよ」と言ってしまった事がある。

 

この発言をもし曲を作った人に聞かれてしまったら相手はどう思うだろうか?

絶対に傷つくはずだ。 

他人が善意で無償提供してくれた曲を使わせてもらいながら「マンネリ」は失礼だろ?

と思うのだ。

 

さほど悪意のないまま無意識の内に口に出してしまうタイプの台詞なんだろうが、それを聞いた作曲者がどう思うかくらいは想像してしゃべってやってほしいんだよ。

相手の気持ちを想像できない人は、どこかで他人の事を物としてみてる証拠だからな。

それこそ下手したら、中にはミディさんの曲だってあるかもしれないんだぞ?

 

確か樋口楓ちゃんが、配信中に好きな曲をかけてしまい権利侵害した事があったよな?

こういうのってもちろん法的にはアウトだろうけど、曲を作った人の心情的には嬉しいと思うんだよ。

だって自分の曲を好きだと言ってくれてるわけだから。

だけど実際に商品である曲をネットで勝手に流されたら生活に影響するから困るので、だからこそ法的にはアウトとなっている訳で。

 

月ノさんの場合は逆なんだよね。

法的にはアウトじゃないけど、作曲者の心情的にはアウト。

 

四天王を食い殺す、は「人を怒らせる発言」だけど、こっちは「人を傷つける発言」だ。

 

じゃあ月ノさんは悪気があって言ったのかというと、決してそういうわけじゃない。

単にそこまで考えが及ばなかっただけなんだ。

一人で長時間しゃべっているから、自分の言葉を精査している余裕がないんだよ。 

 

ちなみに、俺は彼女の動画を丸々一本しっかりとは見た事がなくて、つまみ食い感覚で各動画を少しずつ確認する程度なんだが、それでもこうやって「おや? 今のは...」と引っかかる所があるわけで、恐らく探せばもっと沢山の「失言」が出てくるものと思われる。

 

 

余談だが。

何となく気になったので調べてみたのだが、このBGMは「雲はながれて」という「フリーBGM素材」として公開されている曲だ。

で、作曲者を調べてみたら「Phalene(ファレン)」という御名前の方で、どうやらブログをやってるようだったので、ちょいと中をのぞかせてもらったら、3月の記事にこの曲の事が書かれていて「今までで一番の伸び率、みんなほんわかしすぎです」と書いてあったわ。

なぜ再生数が伸びたのか御本人は気づいていないのかね?

別の記事には「昔あげた曲がミライアカリさんに使われているのを発見」と書いてるから、VYTの事はちゃんと知ってるぽいんだが。

 

まあ、これは本当に余談だったな。

話を戻そう。

 

 

月ノさんの他に、実はもう一人名前を出しておきたい人物がいる。

その人は、上記の月ノさんとコラボをした事もある、届木ウカ君だ。

彼は今現在まるで叩かれてはいないようだが、実はハジメ君とは比較にならないほどの、もっとずっと酷い言葉を、月ノさんとのコラボ時に口にした事がある。

 

2人が会話中に、ウカ君が「隣の家の少女」という小説の事を「ハートフルストーリー」と表現してしまったのだ。

 

この小説のタイトルを俺は今回初めて知ったんだが、アメリカで実際に起きた「少女集団拷問殺人事件」を元にして書いた小説との事だ。

 

ウィキで調べると「ハートフル」というのは和製英語で「心暖まる」を意味する言葉だが、

しかしそれが通じるのは日本だけであり、英語圏の人には「ハートフル=痛ましい」と受け取られると書かれている。

 

では彼が英語に堪能で、後者の意味で使用したのかと言うと、そうじゃない。

彼の口調と、この言葉の前後の2人の会話の内容から判断して、確実に違うと断言できる。

動画を見れば直ぐにわかる。

 

つまり彼は、実際にあった残酷な事件を、笑いのネタとして使っているという事。

 

しかし動画にはあまり低評価がついていないし、コメント欄も俺が見た時点では荒れておらず、むしろ「こんな本まで知ってるなんて、さすがウカ様」という反応が主流に見えた。

 

このようにVYTファンから信頼されているはずの彼が、決して許されない言葉を口にしたという事実がある。

いや許されないどころではない、これは人間に対する冒涜と言っても過言じゃない。

こんな台詞、本来は悪人が吐く台詞だろ。 

 

では、彼は悪人なのか?

いいや、そうじゃない。

彼はむしろ善人の部類に入る人物だけど、それでも失言してしまったんだ。 

 

では彼はどうして失言なんかしてしまったのだろう?

 

たぶん、四天王に続く登録者数を誇る月ノさんに「好きなVYTの一人」と言われてとても嬉しかったんだと思う。

そんな背景があった上でのコラボだ。

いつもの自分とは違い、熱に浮かされて、見えない悪意にぐいぐい背中を押され、得意気に知識を披露したくなってしまったのだと思う。

僕はこんな事まで知ってるんだぞ、と、良い所を見せたくて。

 

じゃあ月ノさんはこのコラボでも他人の失敗に巻き込まれただけなのかというと、これはそんな簡単な話じゃない。

確かに失言したのはウカ君一人だけど、月ノさんも本の話を広げるべきじゃなかった。

その本のタイトルを知らないふりくらいできたはずなんだ。

 

あの日の2人は未熟だった。

コメント欄の人達もみんな未熟だった。

 

だけど、彼らはただ未熟なだけで、決して悪い人達なんかじゃないんだ。

 

 

そして今これを書いている俺だって、後からなら何とでも言えるんだよ。

リアルタイムじゃいつも失言の大嵐だ。

もし俺がVYTやる側だったら今ごろ大惨事だよ。

 

俺達は、外にいるから神様視点で偉そうに語れるだけだ。

 

俺もみんなも本当は人の事を偉そうになんか言えないはずなんだ。

だからあんまり相手の不注意を叩かないでやってくれ。

 

職場で新人がミスをした時だってそうだろ?

どなりつけたらどうなる?

その相手は萎縮するか反発するかのどっちかだろ?

 

俺や君達にも良い所と悪い所があるように、月ノさんにもハジメ君にも良い所と悪い所がある。

今回はその悪い所が出てしまっただけだ。

 

彼を叩いている人達も、もし自身がにじさんじの一員だったらと想像してみろ。

ミスを連発して大勢の人間から叩かれてるぞ。

今は叩く側に回れているだけだ。

 

 

時間が経って大分収まったようだが、今でもハジメ君の動画に低評価をつけているやつらに聞きたい。

ハジメ君を「オリガミ」と同じ「悪人」だと思うか?

 

違うよな?

思わないよな? 

彼はただ、言葉を間違えただけだよな?

 

いいか、よく聞くんだ。

失言しない人間なんて絶対にいない。

心が綺麗でも失言は絶対にするものなんだ。

人間てのは、沢山しゃべってる内に余計な事を言ってしまうものなんだよ。

 

成人したからって、人はいきなり成熟したりはしない。

人間てのは日々これ勉強なんだ。

 

人間は未熟なんだ。

大人になっても勉強し続ける必要があるんだ。

しょうがねえんだよ。

しょうがないで済む事じゃねえけど しょうがねえんだよ。

 

もし誰かが失言した時は、その失言の内容よりも悪意の有無を問え。

悪意がないとわかった時はあまり執拗に責めるな。

 

善人の失言は許せ。

悪人の発言は許すな。

 

人間社会は多分これを徹底すれば上手く回る。

 

 

もしもハジメ君が「全部俺が悪かったの?」と聞いてきたら、俺は彼にこう答えたい。

 

「良いか悪いかと聞いているのなら、君は"普通"だ。

 君は普通の心を持っている普通の人で、普通にミスをして、普通に人として成長する。」

 

 

実はこの「普通にミスをして、普通に成長する」というのが結構難しい所で、例えば自分のミスに自分で気づいた場合は素直に反省できるんだけど、先に他人から叩かれる形でミスを指摘されると、人はどうしてもむきになってしまう。

ミスをして成長するのは普通の事なのに、「ミス」と「成長」の間に「むきになる」という要素が入り込むと、成長できずに終了する危険性があったりする。

 

要するに、記事の最初の方に書いた、

「自分のファンからたしなめられたり、他のVYTファンから謝罪しろよと迫られた後、

 謝罪を拒む姿勢を見せてしまった」というのがこれだよね?

 

だから、叩かれて腹が立つのは仕方がないけど、そこを何とか切り離して別々に処理して、冷静に「むきになる」という成分を除外してしまった方がいい。

もちろん、それはとても難しい作業なんだけどね。

 

そしてこの事は、彼を批判している人達にも同じ事が言えると思う。

あまり簡単な気持ちで叩くべきじゃない。

この事は自分に置き換えてイメージするとわかりやすいのだが、もし他人から叩かれたら、君は素直に謝罪して反省する事ができるか?

特に競争意識の激しい男性。

 

本当に反省目的で批判するなら相手を説得するべきで、謝罪しろよと迫るのは逆効果だ。

その人の悪い所を直してほしいのか、本当は潰したいだけなのか、どっちだ?

潰したくて叩いているなら、しょうがねえわな。

だが、直してほしいならやり方を変えた方がいい。

 

叩いてる人の中には人生経験豊富な大人も多いと思うんだが、自分は既に沢山のミスを犯して成長しておきながら、成長前の他人のミスには不寛容なのか?

普通の人間が普通にするミスを一発アウト扱いして、これからの若者を潰しにいくなよ。

 

ハジメ君に対し「こいつこの仕事に向いてないよ」とか「こいつ、にじさんじの火薬庫だろ」とか「もうこいつ、にじさんじやめろよ」とか書いてる奴らは、自分が幼稚園行ってたくせに「ガキはうるさいから近所の幼稚園の建設に反対!」とか言ってるジジイと変わらんぞ。

 

 

...それでは、最後にこれを書いて終わりにしようと思う。

 

どこかで「ハジメ君、荒らしは相手にしちゃダメ。 それに四天王の人たちだって、こんな発言いちいち気にしたりしないよ」みたいなコメントを見た気がするんだよね。

 

そうかな?

本当に気にしないかな?

 

仮に俺が四天王の誰かだったとしたら、もちろん怒ったりはしないけど、でも「気にする」と思うんだよね。

むかつく、とかじゃなくて、相手の発言の真意がわからない内は「この人はどういう意図で"食い殺す"なんて言ったのだろう」...と、凄く気にすると思うんだ。

もしかしてこの人に嫌われてるのかなって。

 

真意がわかればいいけど、わからないからね。

 

もしハジメ君と面識のないVYTが、その人の配信中に、

「にじさんじの渋谷ハジメを食い殺す」と発言したら、やっぱり不安になるもんだろ?

 

だからこの一言が言えれば良かったんだよね。

 

「さっきは悪のりして"食い殺す"とか乱暴な言葉づかいしちゃってごめんなさい。

 四天王の皆様と四天王ファンの皆様に嫌な思いさせてたら申し訳ないです。

 コラボでいつもより人が沢山きた事で熱に当てられて変なテンションになってしまい、

 普段は思ってもいない事を口にしたんだと思います。

 気をつけるようにしますね。」

 

この台詞が配信中に言えたら終わる話だったんだが、悲しいかな、リアルタイムでそれが言えないのが「普通の人間」な訳で。

 

 

 

...よし、書き残した事も多々あるが、俺が言いたかった事はある程度書けたと思うので、今回はこの辺にしておこう。

 

文章が長すぎて、途中から自分でも何書いてるのかわかんなくなったわ。

誤字脱字チェックも漢字の変換間違いチェックも一切してない。

まああれだ、読みにくかったらごめんな。

 

俺はもう疲れたよ。

じゃあな。